釣書の書き方～お見合いの履歴書

 

「釣書」とは、別名「身上書」とも呼ばれ、

お見合いを申し込む際に、お見合い写真と合わせて、

相手に渡す個人情報の書かれた書類です。

 

釣書を見て相手側がお見合いするか、しないかを決定するため

お見合い相手へのファーストコンタクトと言える大切なものです。

正しい釣書の書き方を見ていきましょう。

 

1.釣書の基本心得

釣書はお見合いの履歴書ともいえる大切な書類ですので、

筆や万年筆で書くのが一般的です。

用紙は、A4、B4サイズの便箋や和紙など上質な紙を使用します。

白地でも柄が入った物でも構いません。

 

ですが縦書きが基本となりますので、

便箋などを購入する場合には、縦書きの物を選びましょう。

 

釣書を入れる封筒に決まりはありませんが、

便箋などと違い白無地の物を選ぶと良いでしょう。

表に釣書と記載し、釣書自体は三つ折りで封筒に収めましょう。

 

2.釣書の内容

始めに「釣書」と記載し、

その後氏名と生年月日、本籍地、現住所の順に書いていきます。

以降の記載事項は項目と共に確認していきましょう。

 

・学歴

義務教育である中学卒業から、

最終学歴まで書いていきましょう。

留年等の記載の必要はありませんが、

学歴などは相手側に調査される事もありますので、

退学等の情報は正直に記載するよう心がけましょう。

 

・職歴

最終学歴後の就職過程を正直に記載しましょう。

 

・勤務先

勤めている会社の情報を記載します。

法人名や屋号など明確に書いておきましょう。

男性の場合、結婚後の生活を想定出来るよう

収入を記載する事が多くなっています。

 

・資格

運転免許の有無等、持っている資格を記載しておきましょう。

 

・その他

その他記載する項目に決まりはありませんが、

趣味や特技、身長・体重、宗教、健康状態等

記載する項目は自分で決めてOKです。

 

趣味や宗教、既往症（病歴）などは予め書いておくことで、

お互いに承知の上でお見合いする事が出来ますので

記載することをお勧めします。

 

反対に体重などは写真でも判断できるため、

入れなくても良い項目と言えるでしょう。

 

釣書は、その書いてある文字でも、

お見合い相手の印象を感じる事の出来るものです。

丁寧な文字で相手に少しでも

好印象を持って頂けるよう気を使いましょう。

 

また、釣書の内容は正直に書く事が基本ですが、

何でも書けばいいと言う訳ではありません。

ギャンブルや喫煙等の記載があると印象を悪くしてしまい、

合ってさえもらえないと言う悲惨な結果を招きかねません。

 

書くべき項目についても、

印象を悪くしない項目を選んで書くよう心がけましょう。

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