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年の差婚って何歳差?歳の差夫婦とカップルに聞く本音とデメリット!
「結婚に年齢差って関係あるの??」
「そのまま結婚して本当にいいの?」
こういった疑問や不安に応える記事です。この記事でわかることは下記のとおり。
・年の差婚って何歳差?
・年の差夫婦・年の差カップルのメリット・デメリット
・結婚における年の差は何歳差がベストなのか?
この記事では、「年の差婚」について解説します。
しっかり読んでいただければ、年の差婚で悩んでいる方もスッキリするでしょう。
年の差があっても結婚がしたい人は最後まで読んでみてください。
年の差婚って何歳差?
年の差婚といっても、定義や基準があるわけではありません。
しかし、婚活市場では「10歳以上」離れていると年の差婚とみなされる傾向があります。
人によってはひとまわり離れていると年の差を感じるという方もいるので一概にはいえないのが現実です。
ここでは、実際に結婚された方の年齢差と独身の方が考える理想の年齢差を見ていきましょう。
①結婚した夫婦の実際の年齢差
厚生労働省の2018年「人口動態調査」によると、「初婚夫妻の年齢差別にみた年次別婚姻件数及び百分率(各届出年に結婚生活に入り届け出たもの)」は、下記のような結果となります。
■妻が年上 総数=24%
1位:妻が年上(1歳)9.7%
2位:妻が年上(4歳~)6.4%
3位:妻が年上(2歳)4.8%
4位:妻が年上(3歳)3.1%
■夫婦同年齢 21%
■夫が年上 総数=55%
1位:夫が年上(1歳)13.5%
2位:夫が年上(7歳~)11.2%
3位:夫が年上(2歳)9.3%
4位:夫が年上(3歳)7.2%
5位:夫が年上(4歳)5.8%
6位:夫が年上(5歳)4.5%
7位:夫が年上(6歳)3.5%
実際に結婚をした方の年齢差で一番多いのが「夫婦同年齢」(21%)、続いて「夫が1歳年上」(13.5%)、「夫が7歳以上年上」(11.2%)、「妻が1歳年上」(9.7%)、「夫が2歳年上」(9.3%)「夫が3歳年上」(7.2%)という結果に。
実際の夫婦では同年代か、男性が少し年上の組み合わせが多いという結果が出ています。結婚相談所においてもこれまでに成婚された方は5〜6歳差という方が多く、10歳以上年の差が離れた年の差婚は珍しく、特に女性が10歳以上年上で男性が年下というケースは、ごくごく稀だそうです。
②独身の男女が思う理想の年齢差
独身の男女が思う理想の年齢差と、実際に結婚をした夫婦の年齢差について、国立社会保障・人口問題研究所の「第15回出生動向基本調査」が発表した「未婚者が希望する結婚相手との年齢差の構成」項目によると、下記のような結果となっています。
■独身男性が希望する年齢差
1位:同じ歳(41.8%)
2位:1~2歳年下(14.9%)
3位:5~6歳年下(14.4%)
4位:3~4歳年下(13.6%)
5位:7歳以上年下(8.5%)
6位:年上(6.7%)
■独身女性が希望する年齢差
1位:1~2歳年上(29.6%)
2位:同じ歳(28.4%)
3位:3~4歳年上(20.6%)
4位:5~6歳年上(11.9%)
5位:7歳以上年上(5.6%)
6位:年下(3.9%)
男性では「同じ歳」が1位で41.8%、次いで「1~2歳年下」が14.9%となっています。女性の場合、1位「1~2歳年上」(29.6%)、2位「同じ歳」(28.4%)の順になり、男女ともに「同じ歳」「1~2歳年下(年上)」と答えた人数は過半数を超えることになります。男女ともに同年代の相手を希望する人が最も多く、続いて男性は少し年下の女性を、女性は少し年上の男性を望む傾向があるといえます。
年の差夫婦・年の差カップルのメリットは?
「年齢差についてはわかったけど、実際にお付き合いしたときのメリットを知りたい!」
ここからは、男女に年の差がある「年の差夫婦・カップル」のメリットをみていきましょう。
①お互いの違いを楽しむ
お互いの違いを楽しむことができます。
年の差があれば育ってきた環境が違うため新しい発見があるはずです。例えば好きな食べ物や音楽などの趣味の幅が広がったり、興味が増えたりします。
反対に年の差があっても共通する話題を見つけたときは喜びが増えるでしょう。
自分にはない新しい知見が入ることで、考え方がより豊かになったり物事を別の視点でみることができます。
②穏やかに過ごせる
性格によりますが、年の差があることで穏やかに過ごせるでしょう。
年の差があることで、「相手は自分とは違う」「意見が違って当然」と受け入れられているので、余計な衝突を防ぐことができる場合があります。
相手が年上だと自分がイライラしているときも落ち着いて支えてくれるでしょう。また、年下の相手からは自分にはない柔軟な発想をだしてくれることもあります。
仕事で疲れて帰ってきたときに、家庭で喧嘩をするのは心身ともに負担がかかります。年の差があると穏やかで心地よい家庭を築くことができるでしょう。
③年の差があるからこそ頼りになる
年の差があるからこそ頼りになる場面があります。
例えば自分より相手が年上の場合、さまざまな経験を積んでいることから何か困ったときもその経験を基にアドバイスをしてくれるでしょう。
ほかにも、自分より年下の場合は体力があることも多いため家事や育児を安心してお願いできます。
また、経済面においても年の差がメリットになることがあります。
自分より年上の場合は、育児費用やマイホーム資金などお金がかかる時期にも経済的に余裕が持てるでしょう。反対に相手が年下の場合は、自分よりも定年までの期間が長いため、安心して子どもの進学費用や定年後を考えることができます。
年の差夫婦・年の差カップルのデメリットは?
年の差婚にはメリットがある反面、年の差婚ならではのデメリットもあります。将来のことや相手との関係性を考え、話し合うことが大切でしょう。
ではデメリットについて詳しく紹介します。
①価値観や性格が合わない
年の差があるが故に、価値観や性格が合わないことがあります。
不景気の経験やゆとり世代など社会情勢によって価値観が違っていることがあります。お金の面では給料が多い年上の相手の金銭感覚についていけなかったり、反対に年下の相手のお金の使い道が理解できないといったことがあるでしょう。
いわゆるジェネレーションギャップという言葉があるように、世代間で興味や関心、考え方が異なる場合があり、自分の趣味や関心ごとに理解を得られないことや、一緒に流行を楽しめない場合があります。
そのため、長く一緒にいると考え方の違いから不満が生じることもあるといえます。
②上下関係ができる
年の差があると、対等に見れずにどうしても上下関係ができてしまう場合があります。
例えば、男性が年上の場合は男性がリードしてくれて頼れる反面、女性が意見できなかったり、男性に甘えて依存してしまうことがあります。
女性が年上の場合は、年下の夫のことが気になってしまい母親のようにあれこれ世話を焼いてしまうことがあるでしょう。そのため、男性が甘えてしまったり、年上の妻からの干渉を窮屈に感じてしまうことがあります。
しかし、上下関係と言えど家族ですから予め話し合うなど割り切ることができれば、上下関係が逆にいい関係を作るチャンスでもあります。
③ライフプランに影響が出る
理想としているライフプランに影響が出ることも考えられます。
相手が年上の場合、相手の両親、さらには相手の介護の問題がすぐに発生します。子育てと介護が同時期に発生することも考えられるでしょう。また、子どもの進学と相手の定年が重なってしまうことがあります。
多くの企業では年齢や勤続年数によって給与が上がっていく場合が多いため、相手が年下だと初任給が低く、出産や子育て時期の生活が苦しい場合があるでしょう。
結婚における年の差は何歳差がベスト?
結婚したいと考えると「相手の年齢は?」と感じることもあるかもしれません。また、ご親族が年齢が離れすぎると反対してくる場合もあります。
正直、年齢を気にしていたらきっと後悔をするでしょうし、大事なのは年齢関係なく人を愛することができるかどうかです。
そして、結婚を考えるのならふたりの相性を大事にしましょう。
結論、年齢が離れていることで行く末がどうなるか不安になるかもしれませんが、ふたりの相性がピッタリであれば、乗り越えられるはずです。
実際に芸能人を例にあげると、加藤茶さんは45歳も離れている綾菜さんと結婚され、ふたりの相性はバッチリのようです。
また、乗り越えるべきことが多ければ多いほど、ふたりの連帯感も強まります。まずはお互いの違いを認識して寄り添い合い、取り組んでみてください。
一般的にいわれている常識を覆すのも、あなたの行動にかかっています。幸せな年の差婚ができるよう応援しています!
PROFILE
結婚相談所の代表カウンセラーとして約10年間、200名近くの成婚者を輩出。所属協会からは成婚優秀賞や入会優秀賞などを受賞。お客様一人ひとりに寄り添い、最適なパートナー探しをサポートすることに情熱を注いでいます。
監修者:結婚相談所アイビジョン代表カウンセラー 小島千恵