結婚式、ご両親に向けての手紙の書き方

結婚式において、花嫁が今まで育ててくれた
ご両親にありがとうという気持ちをこめて
手紙を書き、披露するという姿は、
参列者の涙を誘う感動的な場面です。
しかし、身近な存在の両親に対して、
色々な気持ちはあるものの
披露宴に来てくれている人の前で
どのような手紙を読み上げればよいのかと
戸惑ってしまうのも事実です。
どのようなところに気をつけて
感謝の気持ちをしたためればいいのでしょうか?
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1.ポイントを抑えて書く
感謝の気持ちが一杯で
何から書けばよいのか分からないという場合は、
いくつかのポイントを抑えましょう。
まず、両親に宛てた手紙ですが、
披露する場所は結婚式に
来てくれている人たちの前でもあります。
参列者に配慮した手紙である必要がありますので、
自分が一所懸命書いているうちに
空気の読めていない手紙になっていないか
チェックしましょう。
結婚式に来ている人は家族、親戚、友人だけでなく
相手の会社関係者もいます。
結婚式で初めて会うという人も多い中、
自分の家族だけにしか分からない内容になっていないか
客観的に読んでみましょう。
自分の母親、又は父親だけへの感謝だけで
バランスに偏りはないかということも気を付けましょう。
また、お相手のご両親への感謝の気持ちも
忘れずに書いておく必要があります。
今から手紙を読むことに対して、文頭には、
「この場を借りることを断り、感謝する文面」
を綴るほうが好印象を持たれます。
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2.筋道を立てて感動させる文面に
両親に対してありがとうという気持ちは
たくさんあると思います。
エピソードも色々あって、
どのエピソードについて書こうか
と迷うこともあるでしょう。
ですが、感動的なエピソードとはいえ
多くを盛り込んでしまうと
感動が薄くなりますので、
幼少期、思春期、成人期というように
時代を追ったエピソードで筋道を立て
並べるとよいでしょう。
また、楽しい、嬉しいばかりのエピソードではなく、
苦しい、辛い、悲しいというエピソードを入れると
より感動的な手紙に仕上がります。

PROFILE
結婚相談所の代表カウンセラーとして約10年間、200名近くの成婚者を輩出。所属協会からは成婚優秀賞や入会優秀賞などを受賞。お客様一人ひとりに寄り添い、最適なパートナー探しをサポートすることに情熱を注いでいます。
監修者:結婚相談所アイビジョン代表カウンセラー 小島千恵