結婚相談所での男女の傾向について
では、男性と女性の婚活における考え方の違いを踏まえて男女の婚活に対する「違い」がどのようなパターンを生み出しているのかをここで私の体験談から説明します。ちなみに私の結婚相談所では、圧倒的に女性のインターネット申込が多くなっています。
それは、
結婚相談所=結婚相手を探す場所=目的が達成できる場所
というロジックが入会希望の女性の考えにあるからでしょう。
ですから、女性の入会の方の質問は
1.成婚率はどの位ですか?
2.私でも上手くいきますか?
3.どんな人が成婚してますか?
など目的に対して達成できるかどうかの質問が多くでます。すなわち、女性にとっては「結果が重要」ということです。確かに女性の方が多く入会をするのですが、反面女性の方が短期で終了する人が多く活動力やモチベーション維持が難しいと感じています。
要するに、結果が出ない(目的が達成できない)と直ぐに辞めてしまう人が多いということです。
現に、先ほど入会希望者は圧倒的に女性の方が多いと申しあげましたが男性の方が継続率は高いので私の結婚相談所では会員の男女比は5:5と半々です。逆に男性は自分から結婚相談所に来る人は少ないが、
出逢いは常に強くもとめておりパーティーや紹介の話はこぞって飛びつきますが、結婚相談所の「即結婚」というイメージに1歩ひいてしまうところがあります。
しかし、お話をお聴きすると「結婚したい」とおっしゃる???何が、引っかかっているのか?
男性は、「じっくりと付き合ってから結婚を考えたい」そんな方が多いので即結婚というイメージがある結婚相談所に抵抗があるようです。そんな時、私は結婚相談所での成婚までのプロセスの流れや女性との歩幅のあわせ方などをお話すると皆さん口を揃えて「今までの結婚相談所のイメージが変わった」とおっしゃいます。
男性にとって結婚相談所は「出会えること」が重要であり、プロセスを踏むことによって相手を慎重に選んで行きたいと考えるのですが、決めきれずお見合いを繰り返してしまう傾向が少なくありません。
女性の目的重視思考⇔男性のプロセス重視思考は、結婚適齢期の違いや出産、男性の経済力の低下などが背景にあると思います。
女性は、、、、
「早く結婚しないと子供が産めない!
自分は売れ残ってしまうのではないか???」
男性は、、、、
「自分は家族を抱えて養っていけるのか?
結婚すると自由でいられなくなってしまうのではないか???」
そんな不安を抱えています。
そして、その不安を埋めようと自らの「ヒーロー願望」や「お姫様願望」を埋めてくれる相手を無意識のうちに探してしまうのです。婚活はこのような形でなければ駄目というものではなく、自分にあったスタイルを無理なく出会った異性と共有し納得するまで話し合っていくことが重要です。
お互いの欲求を満たすことはとても重要ですが、お互いの欲求をしっかりと理解しておくことで、自身や相手の癖やパターンを認識しておくことは、「幸せな結婚」のためにはとても重要なのです。
そして何よりも女性と男性の価値観や考え方の違いを受け止めることは婚活するうえでは不可欠なことなのです。