結婚ラッシュはいつやってくる？焦らずに自分のタイミングを見極めるには？

子供の頃から何歳までには結婚したいな、子供は何人くらい欲しいな、などと女性なら一度は結婚や家庭への憧れを抱いたこともあるのではないでしょうか。適齢期と呼ばれる年齢になると、周りの友人がどんどん結婚していく、いつかは自分もと焦りを覚えたりすることもあるかもしれません。ここでは、一般的に結婚ラッシュがいつ頃やってくるのか、その時に焦りを感じる要因と解決法をお伝えしていきたいと思います。

結婚ラッシュはいつやってくる？

学生時代はサークルや勉学に勤しみ、社会人になってからは一生懸命働いていると時間はあっという間に過ぎていってしまいます。気づけばまわりが結婚し始め、周囲の環境が変わってくる「結婚ラッシュ」という時期がきます。ここでは、具体的にその時期と特徴についてお伝えしていきます。

第1次結婚ラッシュ

学生から社会人になり3年くらい経った２５歳前後で第１次結婚ラッシュがやってきます。この時期の結婚は、学生時代から付き合ってきて、社会人も板についてきていよいよ結婚という人や入社してから知り合い、３年くらいたったこの時期に結婚を迎えるパターンが多いです。転勤族の場合だと、３年を目安に異動命令がでるところが多く、転勤と同時に結婚するというケースも見受けられます。いずれも、学生時代や会社など、共通の知人や友人も多くいるカップルが多いようです。まだまだ若さもあり、結婚してからもしばらくふたりの結婚生活を楽しみたいと考えている人もいます。

第2次結婚ラッシュ

第２次結婚ラッシュは２８～３０歳で訪れます。日本の平均初婚年齢は男性が３１．２歳、女性が２９．６歳と言われるように、３０歳をひとつの節目としてそこまでには結婚したいと考える男女が多いことも要因の一つです。結婚式が毎週のようにあり、ご祝儀貧乏なんて時期もあるでしょう。また、第１次結婚ラッシュで結婚した方の出産がはじまる時期でもあるので、家庭・家族というものに意識がいきはじめ、独身という生活スタイルと結婚した方の生活スタイルが少しずつ変わっていき、自分も早く結婚しなくては、と焦る時期でもあります。

第3次結婚ラッシュ

第３次結婚ラッシュは３５歳前後でやってきます。昨今では晩婚化も進み、３０歳を過ぎても独身の男女も増えてきていますが、出産したいと考えると３５歳までには結婚して子供が欲しいと考えはじめてきます。また、社会人としても１０年以上のキャリアがあり、経済的にも精神的にも安定してきますので、そろそろ家庭をもちたいなと考えはじめる男女が多いです。２０代での結婚に比べて、出産や家庭というものを現実的に考えるタイミングでもあります。

結婚ラッシュで焦ってしまうのははぜ？

焦りたくはないものの、まわりの変化と自分を比べて焦ってしまうこともあるでしょう。ここでは、結婚ラッシュで焦ってしまう具体的な要因について紹介していきます。

友達と会う時間が減る・会話が変わる

仲良くしていた友達が結婚し、家庭を持ち始めると、今までのように夜遅くまで食事をしたり、遊んだりすることが難しくなってきます。夜は旦那さんや子供がいるので早めに帰るなど、お互い独身時代では、遅くまで語り合っていたのに寂しく感じるでしょう。また、会話の内容も、少しずつ変化していきます。結婚すると旦那さんとの関係や子供の成長、習い事など、その時々で女性は関心のあることが変化していきますので、会話の内容にそれによって変わってきてしまいます。独身時代はあんなに仲が良く会話がつきなったのに、今は共通点が少なくなってきてしまったと友人とのずれを感じてしまいます。

婚活がうまくいっていない

まわりが結婚して幸せそうにしているなかで、自分は彼氏と結婚話が進まない、または彼氏がいない状態だと、結婚の雰囲気が自分にはなく孤独感を感じてしまいます。彼氏と結婚話が進まない場合、話を進めてくれない男性への怒りや悲しみもあるでしょう。別の人を探そうとすると結婚までにまた時間がかかるので、そこでもジレンマが生まれます。さらに、現在、自分には彼氏がいない、婚活がうまくいっていないとなると、将来の結婚のイメージすらついていない中、友人は幸せそうな新婚生活を送っているというギャップに落ち込みやすくなってしまいます。結婚は人と比べるものではないのですが、自分の希望が叶っていない現実があると、どうしても周囲が羨ましく思えてしまいます。

周囲からの声

３０歳前後になると「そろそろ結婚は？」とか「早く家庭を持ちなさい」なんていう家族や親せき、周囲からの声が聞こえてきます。自分自身では独身生活を謳歌しているつもりでも、親から結婚への期待を聞くと、自分も早く結婚しなくてはと焦り始めます。日本では結婚していないと一人前ではないというような風習もあり、現実とのギャップに焦りを覚えてしまいます。結婚ラッシュの時に波に乗れない自分は何か欠点があるのではないかという気持ちになり自己肯定感が崩壊したり、このまま一生一人なのではという漠然とした不安を抱えがちになります。

自分に合ったタイミングで結婚しよう！

結婚に焦りは禁物です。これから先の長い人生を毎日一緒に過ごす人ですから、焦って結婚する必要はありません。恋愛も結婚も、自分にあった人が必ず現れるときがきますから、自分にあったタイミングで考えればよいと思います。ただ、いつ運命の人が現れてもいいように、準備はしておきましょう。

出会いの場には積極的に

結婚願望があるかないかに関わらず、パートナーがいると人生は何倍も楽しくなります。彼氏がいない状態の人は出会いの場には積極的に参加してみましょう。合コンや飲み会のお誘いにはのってみる、マッチングアプリで恋人候補を探すなど今や出会いの手段はたくさんあります。将来結婚するしないに関わらず、パートナーを探してみるのはおすすめです。また、結婚願望が強い場合には結婚相談所もあります。効率的に相手を探すことができますので、いつまでに結婚したいという具体的な要望がある場合は相談所も検討してみてもいいと思います。

結婚について考えてみる

漠然といつか結婚したいなと思っていると、時間はあっという間に過ぎてしまいます。何歳くらいには結婚していたい、こういう男性と結婚したいなど考えておくと、婚活でも焦らずにすみます。また、子供は欲しいか、結婚後はどんな生活をしたいかなども具体的に考えてみるといいでしょう。将来は専業主婦になりたいのか、共働きがいいのか、また働く場合でも家庭とのバランスをどうしたいかなど自分の希望をまとめるだけでも、結婚相手を探す際に役に立ちます。

自分自身について考える

結婚したいかそうでないかだけでなく、自分の性格や周囲からどのようにみられるかなど、客観的に自分を知っておくこともおすすめです。マイペース、こだわりが強い、コミュニケーションが好きなど、自分の性格や生活ペースを知っておくことで、結婚したいと思ったときの譲れない条件を出しやすくなります。結婚は焦ってするものでも、親の期待でするものでもなく、自分の人生をより豊かにするためにするものです。長い人生を毎日ともに生活する上で、自分は何をされたら嫌か、なにが嬉しいか、自分自身のことを知っていると相手にばかり条件を求めることもなくなります。婚活する上で、自己を知っておくことは、これからの人生の助けにもなりますので、しっかり自分自身について内観しつつ、パートーナー探しをしてみましょう。

自分のタイミングで結婚するために

結婚はまわりに合わせてするものではありません。３０歳だからといって結婚しなくていけないなんて決まりもありません。ただ、自分が結婚したいなと思ったときに、すぐに結婚相手に出会えるとは限りませんので、日頃から準備をしておくのがおすすめです。女性としての身だしなみや言葉使い、料理など身に付けておいて損はありませんし、自分自身の人生も豊かにしてくれます。また、恋愛から長く遠ざかってしまうと婚活をはじめたときに、自分のペースが崩せず疲れてしまいますので、出会いのチャンスがあれば積極的に参加し、男性に対する免疫をつけておくといいでしょう。結婚してもしなくても幸せな人生を歩むために「自分の幸せは何か」について、自分自身できちんと考え、行動してみることをおすすめいたします。