女性の結婚適齢期っていつ？適齢期に結婚することのメリットとは？

皆さんは「結婚適齢期」という言葉を聞いたことはありますか？？
もしかしたらこの言葉自体、死語だと思っている人はいるかもしれません。
とはいえ、昔は「結婚適齢期」という言葉が流行していたため、30歳にもなってくると「結婚はまだしないの？」という見えない圧をかけられることも・・・

今回の記事は、結婚する時期によってメリットデメリット等いろんな角度から詳しく説明しています。
もし、いつ結婚したいのか悩みを抱えているのなら、しっかりこの記事を読み参考にしてみてくださいね！

「結婚適齢期」とは？

はじめに「結婚適齢期」とはどういう意味なのでしょうか。

結婚適齢期とはその名の通り「結婚に適した年齢」のことです。
日本の法律では、女性は16歳・男性は18歳から法律上結婚ができる年齢とされています。
ですが、16歳や18歳では学校にに通っている年齢であるため、「結婚できる年齢」ですが「適齢期」とは考えにくいです。

では結婚適齢期は実際いつなのか、次の章で詳しく説明します。

女性の「結婚適齢期」っていつ？

女性の結婚適齢期はいつに当たるんでしょうか。
それは初婚年齢の平均を知ることで、結婚適齢期が見えてきます。

厚生労働省が発表した「平成３０年（２０１８）人口動態統計月報年計（概数）の概況」によると
女性の初婚年齢は、平成７年で２６．３歳、平成17年で２８．０歳、平成30年は２９．４歳と時代が経過することによって、上昇傾向にあることがわかります。
その背景には、女性の社会進出が大きく影響していることがあります。

ちなみに、結婚適齢期に関する明確な年齢や定義づけはされてはいませんが、女性が考える結婚適齢期は２８歳という調査結果があります。
※参照元：マイナビウーマン
さらに結婚式場の運営をしているアニヴェルセル㈱が行ったアンケートでは２６〜３４歳に結婚をした人が多いという調査結果があります。

これらを踏まえると、個人や多様性を尊重する動きが浸透したことで晩婚化が進んではいますが、２０代後半から３０歳過ぎあたりが結婚適齢期と考えていいでしょう。

「結婚適齢期」に結婚するメリットとは？

結婚適齢期で「結婚しなきゃ」と焦る女性が多くいることでしょう。
では、適齢期と呼ばれる年齢に結婚することで得られるメリットとは何か、２つ紹介します。

自分の周りが結婚していることから焦って相手を探すのではなく、事前にメリット・デメリットを踏まえた上、自分に今結婚が必要なのかを考えると、自分に合った答えが見えることでしょう。

①周りからの圧力を感じにくくなる

友人や知人など、同じ時期で結婚している人が比較的多い為に
晩婚となった場合にありがちな「結婚はまだなの？」という周囲からの圧力を感じにくくなる点がメリットの1つと言えます。

②体力があるうちに子育てができる

もし子どもが欲しい場合、高齢出産となるとどうしても体力的な問題が出てきます。
結婚適齢期での出産を経験することで、体力があるうちに子育てができるのは大きなメリットになります。

「結婚適齢期」に結婚するデメリットとは？

では、結婚適齢期で結婚する時に考えられるデメリットはどんなものか、２つ詳しく紹介します。

①周りの友人と遊びに行くことが減った

自分の周りの友人がまだ結婚していない場合、皆は遊びに行っているのに自分だけ出掛けられなくなったという人も少なくないでしょう。
そして、自分に子どもができたなら尚更です。
そういう時に、物足りなさを感じることでしょう。

②経済的な余裕が無い

結婚適齢期の中でも特に２０代中盤で結婚した場合は、貯蓄が足りないということもあるかもしれません。
家を購入したり子育てをするとなれば、結婚後にはお金がかかることも十分に考えられます。
そして、十分な貯金が無いままで結婚すると経済的な余裕が無く困ってしまうこともあります。

「結婚適齢期」を過ぎてから結婚するメリットとは？

逆に、結婚適齢期を過ぎてから結婚するメリットには、どのようなものがあるでしょうか。
ここでは３つのメリットについて詳しく解説します。

①精神的に余裕ができる

社会で長く経験を積んでいることで、精神的に余裕を持って結婚生活を送れるメリットがあります。
成熟していることで夫婦喧嘩も比較的少なくなり、これまでの社会経験が子育てに生かせることもあるでしょう。
結婚へ向けて気持ちを切り替えやすいのも特徴です。

②後悔が残りにくい

独身でいる時間が長いため、仕事や目標に対してしっかり取り組むことができ、結果を出しやすい点も挙げられます。
自分のための時間を存分に過ごせるのも大きなメリットです。
仕事もプライベートも十分に謳歌してから結婚することになるので、後悔が残りにくくなるでしょう。

③経済的な余裕が持てる

仕事で結果を残せることにより、収入面に余裕ができます。
蓄えもそれなりにあるので、結婚後も比較的余裕を持てるでしょう。
結婚式や新生活にかかる費用にもあまり苦労せず、理想を実現できる可能性があります。

「結婚適齢期」を過ぎてから結婚するデメリットとは？

反対に、結婚適齢期を過ぎてから結婚するデメリットについても確認しましょう。

①体力に不安を感じる

妊娠や出産もそうですが、子育てには体力が必要となってきます。
年齢を重ねると体力が低下しやすくなるため、それが負担に感じることがあります。
特に仕事と育児を両立する場合は負担が大きいと考えられます。

②育児と介護が重なる恐れがある

結婚適齢期を過ぎて結婚した夫婦は、両親も高齢であることが多いでしょう。
そのため、場合によっては育児と介護が重なる恐れがあります。

また、子どもの世話を頼みたいときに親が高齢の場合、体力的に厳しく頼みづらいと感じることもあります。
仕事や自分の時間を捻出するために、ベビーシッターなどを利用することで費用がかかることも考えられます。

適齢期での結婚をしたいときやって欲しいこと

では最後に、結婚適齢期での結婚をしたい人がやっておいた方が良いことについて３つ詳しく紹介します。

①出会いを積極的に作ること

１つ目は出会いを積極的に作ることです。
いわゆる「婚活」をすることです。
男女両方で言えることですが、主に出会いの場を作るための手段として、結婚相談所に入会するかマッチングアプリを活用すると良いでしょう。
この２つに関しては出会えるチャンスを確実に掴めるので、結婚したいのであればもってこいの環境と言えます。

チャンスはたくさんあります。
ですが、出会えるかどうかは自分の行動次第です。
もし、素敵な人と出会いたいなら、自分から積極的に動くことをオススメします。

②恋愛への気持ちを高める

２つ目は、恋愛への気持ちを高めることです。
出会うための行動を起こすには、恋愛へのモチベーションを高める必要があります。
方法として、恋愛に関して描かれている映画や漫画を鑑賞することで、恋愛への気持ちを高めるなど工夫をしてみるといいでしょう。

③結婚相手への条件を整理する

最後に伝えたいこととして、結婚相手への条件を整理することも大切だということです。
結婚相手への譲れない条件は勿論のこと、妥協できる部分を整理するようにしましょう。
理想が高いと、折角相性が良い人が現れても上手にご縁につなげられなくなってしまいます。

譲れないところは残しつつ、柔軟に条件を整理することで、素敵な出会いを引き寄せられるでしょう。

今回は、女性の結婚適齢期について、メリットやデメリットなどいろんな角度から詳しく説明をしました。

大事にして欲しいことは、結婚適齢期での結婚が絶対正しいわけではないということです。

人生の歩み方は人によって異なるので、中には結婚をしなくても幸せな人生を送っている人もたくさんいます。
逆に、結婚をしたからといって必ず幸せが保証されていることもありません。
もちろん、年齢も然りです。

結婚適齢期で結婚できない自分はダメなんだと、落ち込む必要はありません。
「自分が幸せであること」を大切に誰かに焦らされることなく、自分の人生を１つずつ決めていくことが大事です。