日本肝臓学会　肝臓専門医との結婚について考えてみる

結婚するなら「医師」と決めている３０代、４０代、５０代の方は多いと思いますが、医師の中でも各分野においてより高度な知識と技術、経験を持つ医師のことを「専門医」と言います。その中でも肝臓に特化した病気を取り扱う専門医が肝臓専門医です。肝臓は、病気を発症してもはっきりとした自覚症状がないため、病気と診断されたときには末期と言うことも多い臓器です。沈黙の臓器とも呼ばれており、肝臓専門医は一刻も早い病気の発見と治療に努める医師とも言えます。そんな肝臓専門医と出会い、結婚を考えている方もいることでしょう。ここでは肝臓専門医との結婚について考えていくことにしましょう。

１．肝臓専門医のメリット

肝臓専門医の一番のメリットは、規模の大きな病院での勤務が多い点と言えるでしょう。教授など責任ある地位を担っていることも多く、間違いない収入が約束されている点は大きなメリットです。収入は働いている医療機関により若干の違いはありますが、平均1200万円から1400万円と高い収入となっていますので、一般の生活と比べ、より安定した生活を送ることができます。

２．肝臓専門医との結婚生活について

肝臓専門医の多くは総合病院や大学病院での勤務となります。規模の大きな病院であるため安心感はありますが、激務を強いられることも少なくありません。当直や急な呼び出しなどに応じることが責務となってくるため、クリニックで働く医師と比較すると家庭を顧みる時間はどうしても少なくなります。結婚後も家庭よりも仕事優先の生活となることは覚悟しておく必要があるでしょう。今現在肝臓専門医は5000人を超えていますが、クリニックで肝臓を専門に取り扱うところはあまりないのが現状です。そのため、他の専門医と比べ独立や転職なども難しい科目です。肝臓専門医のメリットばかりだけでなく、きちんとデメリットを知った上で婚活と向かい合い、結婚を決断することが大切なポイントと言えるかもしれませんね。

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