日本皮膚科学会皮膚科専門医との結婚について考えてみる

結婚するなら「医師」と決めている３０代、４０代、５０代の方は多いと思いますが、医師の中でも各分野においてより高度な知識と技術、経験を持つ医師・歯科医師のことを「専門医」と言います。皮膚科専門医は正式には皮膚科学会認定皮膚科専門医と言って、アトピー性皮膚炎・水虫・皮膚がんなどの各分野において専門性を有する医師のことを指します。専門医になるには複数の審査を通過し、筆記試験にも合格しなければなりません。実際には皮膚科専門医でなくても皮膚科医を開業すること自体は可能ですが、皮膚科の病気には専門医でなければ判断が難しい症例もあるため、専門医の存在は非常に重要なのです。今回は皮膚科専門医のメリットや仕事内容、結婚や婚活について詳しくみていきましょう。

１．皮膚科専門医のメリット

現在皮膚科を開業している医院に皮膚科専門医がいる割合は、わずか３割程度しかないと言われています。また、開業するための初期費用が他の科目と比較して少ないことから、女性を中心に皮膚科医の希望者が年々増加しているそうです。科目全体としては美容皮膚科の需要が高まってきているので、通常の皮膚科との併設によって、開業でさらなる高収入が期待できる科目です。その分開業準備には、他の皮膚科医院との差別化や美容皮膚科への設備投資、立地や地域性のマーケティング、独自のサービスの展開など、競争が激しくなるからこその苦労も伴います。

２．結婚した場合の生活について

皮膚科は他の科目と違って緊急や救急外来が少ない分野です。そのため、夜勤や時間外労働が比較的少なく、開業医であれば入院などもないのでさらにプライベートが確保しやすいでしょう。しかも収入は病院勤務の内科医の約1.5倍から2倍近い年収を稼ぐと言われています。皮膚科専門医との結婚生活は、開業した医院が順調であれば、他の科目の医師と比較して仕事と家庭の両立がバランスよく保てると言えます。

３．どんな婚活がベスト？

皮膚科医はチームを組むことは少なく、個人での診療がメインです。そのため情報処理能力や判断や結果に自信を持てる人が適していると言えます。そのため、性格もハキハキしている人が多いでしょう。美容皮膚科の対応もする医師では、女性の悩みに共感したりアドバイスしたりとサービス精神が求められます。体力勝負の科目ではないためタフさには欠けるかもしれませんが、女性の話を聞くことに慣れているので聞き上手です。そのため、自分の話をするのは苦手という人も多く、婚活の場で内面を知ることは難しいかもしれません。最初の出会いから進展があるまでには時間がかかる可能性もあると心算しておくと良いでしょう。

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