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医師年収ランキング!開業医や診療科による差とは!?
医師と結婚を望んでいる方にとって年収はとても気になるのではないでしょうか?年収というのは今後の結婚生活において重要な部分の1つです。今回医師の年収についてしっかり解説をします。この記事を読めばどんな医師の方と結婚したら良いのか解決します。ぜひ読んでください。
日本の医者のお給料はどれくらい?
日本のお医者さんは一体どのくらいお給料をもらっているのか?男女別の平均年収と年代別での平均年収をご紹介しますので参考にしてみてください。
医者の平均年収とは?(男女別)
厚生労働省「平成29年賃金構造基本統計調査」によりますと平均年収は性別でみた場合、女性医師よりも男性医師の年収が多くなります。これは女性医師が出産を機に一時的に休業し、その後、子育てによりフルタイムで働くことができない(時短勤務や当直なし等)ため、それが徐々に男性医師との収入の差となって表れてきます。
男性医師、女性医師の年収の差は、出産や子育てなどによって働き方が変わることによる要因や、男性医師の数が圧倒的に多く、それだけ給与の高い要職に就くのも男性医師が多いからであり、男性、女性という性別によって給与の差があるわけではありません。
年代別での年収の違いは?
年代別での平均年収ですが、「厚生労働省 平成30年 賃金構造基本統計調査」の統計データによりますと下記の通りになります。
医師の年収を年代別でみた場合、医師1年目(24歳:初期研修1年目)の年収は約437.6万円です。
専門医研修を終えた頃(卒後5年~)に年収は1,000万円に迫り、35歳~39歳で1,000万円を突破します。その後は年齢(経験)と共に65歳位まで上昇し続けます。
医師の年収は臨床経験5~10年で約2倍になり、10~15年で約3倍にアップしていきます。特に50歳~59歳で飛躍的に年収が増えているのは、この年代で要職に就く医師が多いということが理由の一つであると言えます。
やはり医師ですから年収は一般的なサラリーマンより倍近い年収です。ですが勤務時間が長時間になったり、責任を追わなければいけない仕事でもありますので年収は相応しいかと考えます。
勤務医よりも開業医のほうが高収入?
勤務医よりも開業医のほうが高収入だと言われていますが実際はどんな感じなのでしょうか?それぞれご紹介致します。
勤務医と開業医の年収はどれだけ違う?
病院勤務医平均年収1,456 万円(月約121万円)診療所院長(開業医)平均年収2,887 万円(月約240万円)
参考:厚生労働省 第20回医療経済実態調査の報告(平成27年実施)
開業医の年収は勤務医と比べ約2倍も多く、やはり高収入を得るなら勤務医より断然、開業医となります。しかし、開業するということは経営者になることであり、その分大きなリスクを伴うことになります。
勤務医に求められるものとは?
病院や診療所の運営主体や規模にもよりますが、勤務医というのは安定しているという大きな魅力がある一方で、雇用されている以上、仕事の自由度と年収は比較的低くなります。
所属する病院の経営方針や求められている役割を理解して働ける力があるのなら、勤務医として優れた仕事ができるはずです。柔軟に対応できる力というが勤務医には求められるということです。
そして大きい病院ほどスタッフも多くなりますからコミュニケーションという面でもしっかりとっていくことが重要となっていきますので、そういった能力も必要とされるのが勤務医であります。
開業医に求められるものとは?
開業するにはスタッフの雇用も含めた経費など支出も多く、普段の医業に加え、経営面での労力も必要となります。
“家を継ぐ” というカタチであれば、経営のベースが既にあるためリスクも少ないですが、一から開業するとなると、リスクが伴います。開業医はその年収の高さだけで優越を判断するのは早計です。
開業医というのは医師という面だけではなく、経営者という面もありますからいろんな面でのマネジメントスキルが必須となってきます。
従業員の雇用管理や確定申告など雑務ができるスキルが必要
開業医は、診療以外にも多くの雑務があるため、人を雇用する必要があります。雇用するということは、面接する必要があり、勤怠管理、給料の支払い、従業員の心のメンテナンスまでも必要になるかもしれません。
また、個人事業主として開業すれば、毎年、確定申告をしなければなりません。開業したばかりのときは、ホームページを作成したり、地域の人に知ってもらうためにチラシを利用したりしながら、集客もしていく必要があるでしょう。
自分の代わりがいない
開業医は、自分以外の医師がいないので、仮に自身がけがや病気で診療所を休むと、1日の売り上げが吹き飛んでしまいます。そのため、計画的な休みや、長期の休みを取ることが難しいです。
ですので体力的にもメンタル的にもタフな方ではないと開業医というのはできません。
診療科別の年収の違いとは?
医師の仕事満足度が報酬の額のみで左右されるはずもありませんが、重要なファクターであることは確かでしょう。勤務先の属性によって、勤務医の平均年収額にはどのような特徴が見られるのでしょうか?
診療科別年収ランキング!
労働政策研究・研修機構の「勤務医の就労実態と意識に関する調査 」によると、診療科目別の平均年収トップ3は、「1位 脳神経外科:約1480万円」「2位 産科・婦人科:約1466万6円」「3位 外科:1374万円」という結果になりました。
「4位 麻酔科:1335万円」となりましたがそのあとに1200万円代の診療科が「整形外科・呼吸器科・内科・精神科・救急科・小児科」と6つ並んでいました。
最も低い年収で「眼科:1078万円」となっており最も高い脳神経外科と400万円近く離れているというのがわかりました。
労働時間にも差が!?
「勤務医の就労実態と意識に関する調査」(労働政策研究・研修機構、2012年)によると、
1週間当たりの労働時間の平均値を診療科別に見ると、「救急科」が54.0時間で最も長く、次いで「脳神経外科」(53.3時間)、「外科」(52.5時間)、「小児科」(52.0時間)となっています。
1週間当たりの労働時間が「60時間以上」の割合では、「外科」が43.1%で最も高く、次いで「救急科」(41.7%)、「脳神経外科」(40.2%)、「小児科」(39.5%)となっています。
診療科別の年収を始めにお話しましたが、年収が良い診療科ほど労働時間も長くなっています。理由として日直・宿直の回数が多いことや、医師不足による受け持ち患者数の増加などで勤務時間が必然的に増えているのも原因にあるそうです。
医師の方と結婚したいと考えた時に、年収は安定していても労働時間が長いようでは家族との時間が作れなくなってしまうこと多くなるのではないでしょうか?ですので結婚相談所等で労働時間を確認する等、後々で後悔しないように確認をしておくことをオススメします。
医師と結婚を望んでいる方に年収というのは今後の結婚生活において重要な部分の1つです。ですが今回の記事で様々な条件で年収は大きく違うというのがよくわかったのではないでしょうか。
今後結婚を検討しているのであれば相手はどんな職業なのか、しっかり把握した上で結婚への準備を進めていきましょう。